awakening coach Arunaのブログ

アルーナが英語で書いたブログの日本語訳です

人生の試練に直面したとき、平和を実践しましょう

PEACE

私を含め多くの人々が、今現在、数々の人生の課題に直面しています。あなたが仮に今そうでないとしても、その時がやってくるでしょう。宇宙は私たちに自分の在り方を選ぶよう促しています。私たちは恐れや憎しみ、復讐、あるいは平和な共存を選ぶでしょうか。私たちが「仕返し」の側に身を置くことを選ぶなら、戦いは続きます。平和を選ぶのなら、私たちは親戚、友人、隣人、そして世界中の同じ考え方を持つ人々と共に平和を共に創生することができます。私たちの平和なエネルギーがその扉を開くことができるのです。


平和を実現することは簡単な道ではありません。平和に反対する人々はどこにでもいます。ロシアやハンガリー、中国、イスラエル、シリアなどだけでなく、世界を支配しようとする人々はどこの国や文化にも見られます。ただし、ブータンを除いて。そこでは平和は生命そのもののという文化的価値を持っています。独裁的・独善的な傾向を持つ人々は、自分たちが最善の方法を知っていると確信しているため、世界を導く必要があると信じています。しかし、彼らの考えと行動は平和を否定するものを生み出します。なぜなら、彼らの傾向は、より多くのものを求め、人々や資源をより多く支配しようとすることだからです。

平和を築くことにはリスクがあります。もし、あなたがあまりにも多くのスピーチをしたり、あまりにも有名な人物であるか、またはあまりにも大胆に平和を推し進めようとした場合、不調和を強要しようとする人々は、あなたの努力に反対するためにできる限りのことをするでしょう。これを避ける唯一の方法は、「平和である」という沈黙の中であなたの平和を築くことです。自分らしくあることによって、平和を永続させます。平和を実現するという幻想ではなく、目に見える平和をもたらします。それは、あなた自身が内から平和を放つ必要があることを意味します。

最初のステップは何かというと、自然な「腹式呼吸」から始めることです。私は以前、瞑想の時間を楽しむ過程でこれを学びました。今では、それが日常の呼吸方法となっています。私たちの多くは通常、上半身に主に息を吸い込んでいますが、これは全身にとってはあまりリラックスできない方法です。ゆっくりと長い呼吸をし、吸い込む際にはお腹を膨らませ、吐き出す際にはお腹を背骨に向かってリラックスさせます。リズミカルな呼吸を繰り返してください。

自分の感情を感じ、それが消えていく過程を感じてください。恐れや怒り、または何らかの不安を感じたときは、それを受け入れ、それがどんなに大きくなっても別に構わないと思って、その感情を楽しんでください。あなたを悩ませる問題の中身について考えないでください。この全体の反応があなたの内側で起こっていることを認識します。それを実行する代わりに、静かにしてみるのです。その状況を再び思い出したり、妄想したりするのではなく、静かにしてください。そうすると、あなたの体はリラックスし、不快な感情の代わりに平和がもたらされるのを認めることができるでしょう。

あなたの心に思い浮かぶ人々、場所、物事に対して感謝と感謝の態度を心に留めてください。霊的な指導者、敬愛する人物を想うことは、あなたの思考をポジティブな方へと向けるかもしれません。大切な配偶者、子供、友人に慈愛を向けること、花やクリスタルを飾ることなども同様です。このような心の使い方は、あなたの振動を高め、あなたのエネルギー場にある愛をより豊かにします。また、人混みを歩いたり、バスや電車に乗ったり、講義に出席したりするときに、あなたの平和な在り方は、それを受け入れる準備のある人々に影響を与えるでしょう。

パートナーのジャコモと私は現在、コンピューター操作に挑戦しています。技術の進歩により、以前は簡単にできていたことが、かえって難しくなっています。怒ったり、イライラしたりするのは簡単ですが、それでは事態はますます悪化します。静かになることで、平和、愛、そして開放が私たちの中に現れる機会を作り出し、創造性とインスピレーションが私たちのジレンマを解決するのを助けてくれます。

もしも、否定的な考えや感情があなたを落ち込ませることがあったとして、しかし、あなたはもっとポジティブでいて、他の人々を助けたいならば、お話しした方法を試してみてください。自分自身の内面で平和を築くための実践は、あなたをすぐに本来のあなたに戻すことができるでしょう。

 

アルーナによるサットサンが4月7日、21日、および5月12日、26日の日曜日、日本時間午前10時30分にZOOMで開催されます。日本語で参加登録するには、www.peatix.comにアクセスしてください。英語では、www.paypal.comで寄付をして、arunanow@gmail.com宛にメールを送信し、ZOOMのIDを受け取ってください。

覚醒がもたらすマインドのシフト

あなたのマインドは今もあなたを過去に留め、未来について怖いと思わせ続けていますか?すでに起こってしまったことや明日、あるいは来週起きるかもしれないことを悶々と考えながら、日々を過ごしていませんか? 考えすぎて寝られないこともあるのではありませんか?こんな風にして、エゴのマインドはあなたの人生、感情や思考の責任者として居座り、実に効果的にあなたの今、この瞬間というリアリティーからあなたを遠ざけたままにしておこうとします。これでは、あなたの内なる真実は行方不明のままです。

私たちは人生について学び、どのように生きたいかを見出すために肉体を持っています。そして、私たちが下す選択は自分でも気づいていない隠れた態度を自分の在り方という形にして見せてくれます。選択がもたらす光の側面や暗闇の側面を体験すると、私たちはもう一度選択しなおすという機会を得ます。こうやって私たちは意識を成長させるのです。自分にとっても、また他の人たちにとっても役に立たない選択をし続ける人たちは、”知らない”状態にはまったまま、自己中心的な暗い考えの繰り返しを生きるばかりです。


たとえば、恐れが原因で、人生に対して縮こまりながら生きていたり、居心地の悪い体験を避けることばかり考えて行動したりしていると、私たちが勇気や自信を培うことができません。しかし、その恐れに直面し、取り除くために行動したなら、人生はより良い方向へと変わるでしょう。真実の自己、真我は、私たちがもっと賢く、他の人たちにもっと愛情深くるための機会を作るようにと常に私たちを鼓舞します。また自分自身にも、もっと賢くもっとやさしくなるようにと真我は教えてくれます。

人生の重要性は、達成がどのぐらいその人を成功させたか、どのぐらいお金を得たか、どれぐらい多くの著名人を知っているか、どのぐらい多くの国を訪問したことがあるかなどではありません。私たちがいかに気づきを持ちながら、思いやりを持って生きているかが重要なのです。生き方への霊的なアプローチは私たちの成長を助けてくれます。

どんなに数多くの神社や寺院、あるいは教会を訪れようと、何度祈りを唱えようと、信奉しているものに多額の寄付をしようと、そんなことに関わりなく、健全な霊的生き方の目安はどのぐらい平穏でいるか、思いやりがあるか、他の人たちの人生もよりよくするために助けになれるかなのです。霊的な生き方をしている時、その違いははっきりとわかるはずです。

誰もがいずれは、ひとりの人として在るだけで、これが真実だと多少なりとも理解するようになっています。

聖なる意識はあなたの内で静かに待っています。その聖なる意識に目覚めることが最も価値のある生き方の出発点です。それを自分は本当に望んでいると思えたら、それはすぐにでも起こります。その願望そのものが目覚めを手助けしてくれる本や教え、教師や手段に導いてくれます。”本物の覚醒”を得ると、人生の喜びが真に加速し始めます。ネガティブな信念や感情に影響される在り方を放棄したので、真の幸せがあなたの日々の在り方になるからです。

ただし勘違いはしないでください。本物の覚醒は非常に特殊な体験です。真我としてこの世界で生きるようになるためには、この要となる体験を一生に一度は体験する必要があります。これはあなたがなぜ肉体を持っているのか、その目的を学ぶ近道でもあるのです。


あなたは今、覚醒した意識を望みますか?もしも望むのであれば、それはあなたのものになり得ます。世界には完全な覚醒、悟りへの道をあなたに指し示し、導くことのできる教師は何人かはいます。アルーナ・バイヤースはそうした覚醒した教師の一人です。
彼女の控え目な性格もあって、インターネットなどでは目立ちませんが、それに騙されないでください。彼女はこれまで覚醒を真摯に望む人たちを何百人も手助けし、覚醒させてきました。直接体験して会得してきた覚醒の核心をもとに、彼女は言葉では説明しにくい覚醒の瞬間へとあなたを準備させ、導くための簡潔なプログラムを作ったのです。さらにこのプログラムでは、あなたが新しく発見した”覚醒の状態”をさらに拡げ、深めることができるようにあなたをサポートします。

アルーナ・バイヤースの「真我を解放するプログラム(LTS)」の小グループ・コースは、オンラインで週に一回、各回2時間(19:30-21:30)、期間は16週間です(アルーナとの個人セッションも含まれ、あなた自身の真我と出会う体験をしていただきます)。あなたのものの見方、感じ方を完全に変容させる機会となるでしょう。

グループでのコースの受講料はリーズナブルとなっていますが、アルーナとのつながり、やりとりは個別コースとなんら変わりません。通訳もつき、英語圏の参加者にも日本語圏の参加者にもともに快適に受講していただけます。現在、月曜夜のクラス(日本時間19:30-21:30)の参加者を募集中です。今年の年末まであと2回しか開催予定していませんので、興味の在る方は先延ばしにせず、まずはウェイティングリストに名前を入れてみてください。

LTSを個別で受けたい方には、個別用の通常料金(通訳代は別)で申し受けますが、事前にアルーナがあなたの準備がどのぐらいできているかを判断させていただきます。それによって、コースの期間を短くしたり、あなたのスケジュールに合う日程にすることができます。これなら、今すぐにでも覚醒意識で生きる人生を始めることができますね。

アルーナは経験豊かな導き手ですから、せっかく覚醒してもエゴのマインドがいずれはあなたの覚醒の認識を奪い去ろうとすることに気づいています。そこでLTSは覚醒をさらに深めるために絶対必要な洞察とツールも提供しています。コースが完了した後も、引き続きあなたがアルーナの恩寵と叡智とつながることができるようにZoomによる月2回のサットサンに参加してもらえます。覚醒を深めるプロセスにいる時には、せっかく見つけた平安を乱すようなチャレンジが出てくるものです。そうしたチャレンジについて質問する機会としてサットサンを使っていただくことができます。

覚醒の機会を求めて、高い飛行機代を払ってインドに行くこともできます。長期間いろいろな国々を周り、目覚めを手助けしてくれる優れた教師を見つけようとする人もいるでしょう。覚醒したいという思いで、何か月も過酷な環境に身をおき、激辛の食事をし、仕事からも離れ、家族からも離れ、結局、本物の教師に出会うことができず、帰国してみたら、出発前の自分となんら変わらず同じだったという話はよく聞きます。そうした海外での覚醒の半分の費用で、しかも自分の部屋でコンピュータを使って、実際に世界中で何千人もの人の覚醒を手助けしてきた本物の導き手から個人的なガイダンスを受け取ることもできるのです。

この先何か月も何年もエゴの欺瞞の馬鹿馬鹿しさと無知に振り回され、苦しみ続けるのか、あるいは今、本物の覚醒を選ぶのか、すべてあなた次第です。というのも、すでにあなたはお金では買えない、この類いまれな機会を知ってしまったのですから。それに、アルーナのような導き手がこの後どのぐらい長くあなたの身近にいてお役に立てるかは誰にも定かではないのですから。

興味のある方は、どうぞアドバイタ・ジャパンにメールにてお問い合わせください。
advaitajapan@gmail.com
arunanow@gmail.com 英語の方はこちらにお願いします。
LTSの受講料は円でもドルでも支払い可能です。(支払い回数についてはご相談ください)
ひとたび覚醒すると、あなたはもはやあれこれ模索する必要性を感じないでしょう。他の霊的なプログラム、新しい教えや実践なども必要ありません。真我の静かなインスピレーションに恒常的に、そして簡単にアクセスしている自分に気づくことでしょう。これはLTSを完了したからこその体験です。

あなたは悟っていますか?

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灯台

「幻想だとわかっているのなら、あなたは悟っています。ですが、もし自分は悟っていると思うのであれば、あなたは幻想の中にいます」。

   _______H.W.I. プンジャ(別名パパジ)

 

いろいろなオンラインでの集まりで、私は悟った、と言う人をしばしば目にします。そうした場面を見るたびに、私の生徒さんたちは誰もそんなことを言わないようにと、願わずにはいられません。自分は悟ったなどと公言すること自体、無知を宣言しているようなものです。

 

誰しも、自分が完全に空っぽになっているかどうか、またいつ空っぽになるのかわかりません。そして、その空っぽの状態こそが、『悟った』ことを最も根源的に表しているのです。

 

無意識に実行されるプログラムがすべて削除されていますか?あるいは、人生がもたらす様々な出来事に対し、いまだにネガティブな態度で反応するのでしょうか?

これまでに起きた出来事の原因や結果に、まだこだわっていますか?あるいは、真我が新しい道を指し示してくれたら、すんなりと進行方向を変えて進むことができるのでしょうか?

物理的・身体的に不快・不愉快な状況にあってもOKが出せる、そんな成長段階に私たちはいるのでしょうか?

 

自分は悟ったと考えているとして、テレビのニュースキャスターが聞きたくもないニュースを伝え始めたとたんに暴言が口をついて出始めたなら、まだ悟っていないことを表しています。

誰かが言っていることに同意できず、自分の見解をどうしても聴いてもらわなければならないとこだわっていることが、エゴの視点から生まれた二元性という幻想を観る、また別の機会となります。なんらかの特定の結果に力を注ぎ込んでいるならば、これは明らかに悟りの状態ではありません。

 

私はかつて、ある聡明なラビ(ユダヤ教の宗教的指導者)と、インド人の女性グルの対談に参加したことがありました。ラビの発言は非常に明瞭で、博識であることは一目瞭然、しかも、話す時はずっと謙虚でした。一方、彼女は一見腰は低いのですが、ラビの言うことに対しいちいち反駁し、彼よりも上に立とうとしているように見えました。競争的な態度は見るからに傲慢で、どんなに美しいサリーをまとっていても、一見チャーミングに見えたとしても、彼女自身が悟ったと主張するほどには、悟ってはいないことは明らかでした。

 

真実のセルフ、真我は謙虚です。物事を受け入れ、親切で、静かです。他の人を貶めることで、自分をよく見せようとすることがありません。

 

インターネット上で自分の悟りをひけらかしている人たちの中にも、悟りとはかけ離れた言動をしている人たちもいます。興味をそそられ、そういった人たちがスピリチュアリティのさまざまな側面について、自分の見解の正当性を証明しようとする溢れるほどのテキストを追跡調査したことがあります。そこでの印象は、彼らは承認を求め、注目を求め、他の人への反駁、批判が多く、自分は特別であることを強調し、特別に扱われることがふさわしいと思っているように感じられました。覚醒は、こうした態度を生み出すことはありません。尊大なエゴだけがこうした態度を悟りと解釈します。

 

覚醒とは、実際には普通であることに気づくことです。つまり、私たちはみな似ていて、核心では全く同じであると気づくことです。悟りはなにかに到達することは違いますし、他の人たちに一目置いてもらうためのトロフィーでもありません。

悟りは覚醒と同じではありません。自分が本当は誰なのか、何なのかに気づくことが覚醒です。空という悟りに必要な手放すという段階の始まりを、覚醒と呼びます。覚醒の瞬間に明らかになった気づきがあり、その気づきにそぐわない信念、態度、反応が排出・除去されること、このプロセスのことを私は「覚醒のディープニング、覚醒の深化」と呼んでいます。

 

このディープニングは時間の経過とともに起きるものです。一生続くかもしれません。私たちが自分自身を観察し、人生がもたらすものに対して、愛情のない考え、感情、行動で反応するのをやめるにつれて、深化は発展し続けます。ことあるごとに、自分だけでなく、すべての人に最高の利益をもたらさないものを手放すという選択をするたびに、私たちはエゴの道を排除し、私たちの愛する真の性質(私たちの真我)が完全に存在することを可能にします。

私たちの真我(幻想がすべて取り除かれた後に残るもの)は、判断しません。批判したり、比較したりしません。常に、そしてどんな状況であっても、純粋で無条件の愛と真実をもたらすだけです。真我とは私たちの悟った部分の性質であり、愛と光の意識なのです。

 

人類は、なぜいまだに戦争をするのでしょう。それは覚醒した人の数がまだまだ十分ではないからです。あなたは、あたらしい道を切り開くことができます。覚醒し、そして他の人が覚醒するのを手助けすることができます。そして、私はあなたがそうできるよう手助けするためにここにいます。

Stillness-静けさと目覚めた意識について

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nothing happened at all

"Stillness-静けさ"は、目覚めた人を表すのにしばしば使われる言葉です。静けさとは、ベッドとかソファーで横になっている時間が長くて、めったに身体も動かさないという意味なのでしょうか。あるいは瞑想している時間が長いということなのでしょうか。目覚めた意識で生きている中でこうしたふるまいを見せる人たちもいるかもしれませんが、静けさ の核心を表すには的外れなものです。

目覚めた人の” Stillness-静けさ”とは、肉体的な動きや何らかの特別な努力とは無関係です。むしろそれは精神的な在り方や 反応の質なのです。人として経験することに反応したり考えたりすることなく、単に見るという能力のことなのです。つまり、身体の周りで何が起きていようと内面が静かな状態、言い換えれば、真実の自己、真我として生きている状態と言ってもいいでしょう。

 

内的な静けさの中で存在するという生き方が、目覚めた瞬間にすぐにできるのかというと、そういうわけにはいきません。私の体験ですが、すぐさまエゴのマインドが活発になりました。私の肉体としての経験を長年コントロールしてきたエゴですから、慣れ親しんだコントロールを失うのを恐れ、騒がしくなったのです。「静かなマインド」を追い求めていたはずの私でしたが、いつも以上にたくさんの思考が湧き上がって来ました。静かなマインドは” Stillness-静けさ”への入口です。静かなマインドになど決してさせまいとして、エゴがどのぐらい必死になるか、ひとつの例を紹介しましょう。

これも私の体験ですが、高校でも大学でも、私にはテスト勉強をする習慣がありませんでした。なぜかというと、私は視覚的に記憶するタイプだったので、答えとなる本の章やページ全体を視覚的に記憶することができたのです。しかし、その素晴らしい能力も、自動車事故をきっかけに失われてしまいました。その事故で、私は身体ごとバックミラーに突っ込んでしまい、前歯を折り、額にも深い傷を負いました。しかしながら、私の視覚的記憶の能力消滅したことはそれ以上の大きな損失となりました。

 

目覚めの数日後、かつての視覚的記憶力が消えて30年以上たっていたにも関わらず、私のエゴが私に使うようにと再びイメージを提供し始めたのです。それはたまたまラマナ・マハルシ のイメージで、多くの人たちがそのことについて“素晴らしい”と賞賛してくれるような出来事でした。しかし、こうしたことも” Stillness-静けさ”の妨げ にほかなりませんでした。目覚めの前に体験していた「至福の素晴らしい感覚」でさえも、静寂を妨げるものだったのです。そうなんです。私が言っているのは、どんな思考 や感情も、善悪に関係なく、不快なことも、楽しいことも、ネガティブなものでも、どうでもよいことでも、それらが起きるがまま、来るがまま、そして去っていくがままにしましょう、という事です。なぜなら何であろうとそれに執着していると、それが” Stillness-静けさ”を邪魔することになるからです。

 

そんなわけで私は、 ”自分に問いかけること―真我探求”を使ってすぐに静かなマインドに戻るということを自分に課しています。何をしているかというと、常にエゴに対して「エゴが提供しようとしている思考に興味を持つ”私”はいませんよ」と通告しています。真我探求が今ではすっかり私の日常生活の一部になっています。思考が現れたなと思ったら、いつでもこの真我探求をします 。これは どんな思考や想念が湧き上がっても、それらを自然に解消するツールです。湧き上がってくる思考が徐々に少なくなるに従い、思考と思考の間のスペースが大きくなっていき、最終的には思考が全て止まっていることに気づきました 。
どうやってそれがわかったのでしょう か?ある出来事によってわかったのです。それは2011年、日本に戻ってくるちょっと前、ウルグアイ で起きました。

 

シャワールームのドアを閉めたときのことです。ドアのパネル枠にガラスがぴったりはまっていなかったのでしょう。突然ガラスが割れ、破片が飛び散りました。ガラスの大部分は枠に残っていましたが、飛び散った破片の一部が私の片方の前腕、両手の甲、両足の甲に突き刺さり、ほんのわずかですが、お腹にもいくつか切り傷がありました。夫のジャコモ が音を聞きつけ、すぐにやって来て素早くタオルを床に敷き、私がガラスの破片を踏まないようにしてくれました。

床にはガラスの破片が散らばり、私は 血まみれでした。止血の救急処置をしてもらいながら、私は病院に運ばれました。周りは大騒ぎだったのですが、その間、なぜか私にはなんの思考も感情的な反応もなかったのです。病院に運ばれる前も、運ばれる間も、傷口を縫ってもらった後でさえも、です。覚えているのは静けさだけ、その静けさの中にいる自分の存在だけでした。あらゆることがただ現れ展開しているのを目撃していただけでした。

 

2021年の今、何かが起きても、それに対するリアクション・反応として、特別な思考や感情が湧き上がることはめったにありません。こころも身体も一貫して平和で静かです。起きたこと、あるいは今起きつつあることに対して心配している人が「誰も」いないかのようなのです。ひょっとしたら、パパジがよくおっしゃっていた「つまるところ、何も起きてはいなかった 」ということなのかもしれません。なんであろうと目に見えるものはやってきては、去っていくものです。それが起きたその瞬間にちょっと気づくだけです。すべては” Stillness-静けさ”に帰すのです 。

 

” Stillness-静けさ”の中で生きることに心惹かれる方に、適切でしかも効果的なテクニックとツールを私は提供できると考えています。必要なのは、” Stillness-静けさ”をあなたのゴールにすることと、揺るぎなく責任を持って深く関わることです。

早速始めたい方はどうぞ連絡をください。

 

 愛を込めて

アルーナ

https://www.facebook.com/arunanow 

目覚めとは…

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What is Awakening?

霊的な目覚めとは、こんな風にいうことができます。

 

  • 意識が”私”から”私たち”へと変わる
  • 真実と真実でないものを識別できる
  • 無条件の愛と思いやりにこころを開く
  • 抵抗しようとする意識が緩む
  • 今この瞬間に没頭する
  • エゴによるコントロールを手放すことができる
  • マインドを鎮めることができまる
  • 求めようとしない
  • 心配しない
  • 自由で、本来の姿に正直でいられる
  • ツールを使い、常に意識して覚醒を深めていくプロセスがある

 

普通、霊的な覚醒とは身体とマインドが瞬間的に変わる身体的な体験なのだ、と言われます。この体験は覚醒ではありません。”気づきの瞬間 ”というのは、単に始まりであり、その後もあなたの内なる真我への気づきを目覚めさせるプロセスは続いていきます。そのプロセスを通じて、エゴがささやく自己像をどんどん消して、ハートを開き、霊的にイキイキとした生き方ができるようになるのです。

 

目覚め、という身体的な体験は人それぞれ違いがあります。しかし、ここでも覚醒し続けていくプロセスはとても重要で、軽視されるべきものではありません。覚醒するために形式だった準備が必要かどうかは、過去生で、あるいは現生での人格の成熟度に依存します。いずれにしても、プロセスに対する理解度が重要です。


腕の立つ経験豊かな教師は、拡大した意識をサポートしてくれる大きな助けとなります。真正の覚醒した教師が、あなたを導き質問に答えることはさらに良いことで、プロセス全体をフォーカスしスピードアップします。
 

『真我 を解放するコース』では、覚醒についての理解を助け、覚醒そのものと覚醒を深めていくディープニングのためのテクニックを提供し、神聖な恩寵(おんちょう)のエネルギーが、真我を直接体験できるようサポートします。霊的探求者はこのためにインドに行ったりしますが、インドへ行ってもなかなか見つからないということはよくあることです。今では、それがこの日本で、そしてオンラインで可能となったのです。家にいながら、会社を休んだりする必要もありません。こんなふうに楽に費用も少なくできるなんて、今までにないことでした。

 

次回の真我解放による覚醒コースのスタートは、8月11日午後7時、Zoomで行う予定です。

このコースは16回のクラスと個人セッションからなり、覚醒と覚醒を深めるの に必要なことすべてが含まれています。英語で行われますが、通訳がつきます。

 

お申込みは氏名、Eメールのアドレスを記入の上、advaitajapan@gmail.comにメールをください。参加費は200,000円です。8月5日までに下記へお振込みください。

 

新生銀行新宿支店

普通口座

550 0404 328

REA BYERS

 

分割払いも可能です。ご相談ください。

 

なぜ私たちが肉体を持っているのかというと、それは霊的に目覚めるためです。霊的な覚醒での輪廻転生を終わらせることができるのです。あなたの魂があなたに望んでいる平和で幸せで心配のない人生を送るために、今このチャンスを逃さないでください。

世界に光を運ぶ人になりましょう。そのためにあなたは身体というものを選んだのです。

 

愛を込めて

アルーナ

無私の奉仕者:Seva とは

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オキナグサ 花言葉「何も求めない」「奉仕」

 

1985年、初めてチャネリングを始めた時、交信していたガイドが私に伝えてくれたある情報を私は一度も忘れたことはありません。その時私が指示されたのは、人が輪廻転生のサイクルをきっちり終わらせるための4つのカテゴリーでした。

 

  • カルマを完了させること
  • 現在の人生でのレッスンをひとつずつ学ぶこと。
  • 男性性と女性性のエネルギーのバランスをとること。
  • 無私無欲の奉仕を生きること。

 
このブログでは特に4番目のポイントを取り上げ、話したいと思います。

 

私のチャネリング能力は、「私はどうしたら奉仕することができるか、教えてください」と何か月か祈った後にやってきたので、私としてはチャネリングをすることが奉仕なんだと受け止めていました。しかし、数年して上記の4つのリストを受け取ってからは、自分だけの利益や都合という考え方とは無縁の無私の奉仕についてより多くのことを学んだので、それを今日は皆さんにシェアしたいのです。

 

Seva

これはサンスクリット語で、自分自身に仕える前に神聖なるものに奉仕するという意味です。選択がある時、私たちはエゴの願望を満たす方を選ぶのでしょうか、それとも神聖なるものに奉仕する方なのでしょうか。自分の都合に合っている奉仕なのでしょうか、それともすべての人にとっての善に一致している奉仕なのでしょうか。

 

ここで覚えておく必要があるのは、他の人たちに奉仕するには犠牲が必要だ、なんてことはないということです。ここで言っている奉仕とは、自分自身だけを満足させるというのでなく、神聖なるもの(生きとし生ける者すべて)に対して役に立つことを選ぶという意味です。「私がこれからしようとする行動は神聖なるものを喜ばせることができるだろうか、それとも自分を喜ばせるだけだろうか」と常に質問してみるといいです。神聖なるもののためだけに奉仕した時には、その結果として出てくる答えは自分としては不明瞭に思えるかもしれませんが、それでも自分のためになっています。

 

私がした奉仕の体験がいい例です。パパジと共にLucknowに滞在している間、パパジの書店とカフェでボランティアとして本を売り、食事を運んでいました。また、サットサンに参加していた人が急病になった時などは病院へ付き添うなど、何日もサポートするというのも奉仕の一環でした。

 

この40年、動物愛護団体も含め、いくつかの慈善活動を物理的にも財政的にも継続的に援助しています。また私が重要だと思うスピリチュアルな教師のサポートも何人かしています。NovicaやBeads of Lifeといったアーティストたちの活動にも、ボランティアとして、または寄付などを通してサポートしています。学びたいけれど、受講料が払えないという真剣で真摯な生徒さんへの配慮も、私の大事な奉仕です。

 

この Seva、献身的奉仕をする理由はいくつもありますが、一番の理由は奉仕する理由を全く必要としない点です。ただワンネスを理解しているからという理由があるだけです。

そう断言した上で、無私の奉仕があなたの助けになる点もいくつかあります。
 

  • 奉仕をしている時間は、それが何分であろうと、何時間、何日であろうと、あなたはエゴの声に囚われずに、エゴには後部座席に座ってもらい、エゴの代わりに真実のセルフが車を運転してくれるので、あなたのスピリチュアルな成長が加速します。

 

  • 誰かのために奉仕をする時、その人にとってのリアリティーを実際に共有することになるので、あなたのハートが開き、あなたの慈愛の力を強化します。そうやって、生きとし生けるものすべてを愛する真我が延長していきます。これがあなたを通しての創造ということです。

 

  • 献身的な奉仕をしている間、あなたは自分の中心から常にエゴを外しているので、矛盾のないマインドになっています。ここから覚醒の瞬間へと開花する可能性があり、お金では買えない贈り物です。

 

  • 定期的な奉仕は、覚醒意識を深めていくプロセスを強化するベストな道です。

 

  • 本物のスピリチュアルな教師に奉仕を提供することは、あなた個人が行動した時点であなたの助けになるだけでなく、その先生が世界に差し出す恩恵を通して、あなたの小さな奉仕が世界にまで増幅されるのです。

 

あなたは神聖なるものにどのように奉仕することができますか? 
助けを必要としている人を助けることによって、奉仕できます。 
その人たちに認めてもらいたいからではなく、あるいはお返しを期待しているからでもなく、報酬などという考えは一切なしに、真にその人たちをサポートしたいと望んで奉仕するということです。神聖なる人たちと言う時、そこには家族、近所の人たち、あなたの集まり、あるいはコミュニティーの仲間たちが含まれます。男女を問わず、子供、動物、自然やあなたがいる環境、友人、知り合い、出会った見知らぬ人でもあります。これまでに出会った人たち、まだ会ったことのない人たちかもしれません。自然災害を受けた地域の被災者かもしれません。あなたの霊的な成長をサポートするスピリチュアルな教師やガイドも含まれます。「私」のためではなく、「私たち」のために行動している時はいつでも私たちは神聖なるものに奉仕しています。これがワンネスにつながる側面でもあり、私たちはもはやどのようにしたらいいのかを迷う必要もありません。

すべてがとても具体的なのです。

 

 

◆これからのサットサン◆

 

●6月 6日(日)10:30 Zoomにてサットサン(通訳が付きます)

Peatixに申込み、支払後にIDをお知らせします。

 

●6月 20日(日)10:30 Zoomにてサットサン(通訳が付きます)

Peatixに申込み、支払後にIDをお知らせします。

 

●June 13th (Sun) 10:30 at Zoom SatSung for English speakers

Apply for Peatix and we will inform you of your ID after payment.

 

フラストレーション(挫折感)はやってくる、でも・・・。

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Forest

 あらゆることはひとつの源から生じているのですから、地球温暖化やコロナ禍はもちろんのこと、インターネットやコンピューター、そしてそれらにつながっている事柄もすべてこの源に通じているに違いありません。正確な説明ができませんが、なんらかの形で全部つながっているに違いないのです。

 

 私自身の人間としての体験に関していえば、私が望むように、または期待しているように物事が運ばない、あるいは望むとか期待する以前に、最初から全くうまくいかない時などがあります。こうした状況に突き当たった時、マインドは穏やかなのですが、身体が緊張したり、また内側から今にも爆発しそうに感じたりするときもあります。

 

 たとえば、昨年12月には、パソコンのハードドライブが壊れてしまい、大急ぎで買い替えなければならなくなりました。私はキーボードが英語仕様のパソコンが欲しかったのですが、手に入るまで3週間ぐらいかかると言うではありませんか。仕方ありません、夫が家から一番近いアップルの正式ディーラーまで出かけて行き見つけたのは、キーボードは英語と日本語対応のものでした。しかし、新製品ということもあり、買うことにしました。私たちとしては、最新の一番性能の高いモデルを手に入れたと思っていたのですが、それは思い違いでした。アップルの3年有効の品質保証書がついていたので助かったと思ったのですが、よく読んでみたら、パソコンを買った店舗でのみ保証が有効だったのです。

 

 購入して2、3週間経った頃ですが、新品のパソコンなのに黒いスクリーンが点滅し始め、しかもオーディオがうまく機能しなくなったのです。仕方ありません。私はこのパソコンを持って、再び買ったお店に行きました。そこでも事はスムーズにいきませんでした。英語を話す唯一の店員さんは忙しくて私を助けてくれません。「来週の月曜か金曜に来てください」と言うではありませんか。次の日が日曜日で、サットサンの予定が入っていましたし、夫のジアコモと私は電車で一時間をかけ、最も近い正式なアップルストアへ行って、パソコンを見てもらうことにしました。チェックはほぼうまくいったのですが、それでもまだ問題がありました。夫と私は新しいM-1モデルを買ったと思っていたのですが、実際にはそうではなかったと、このアップルストアでわかったのです。当然ことながら、日本では店舗への返品に関してかなり制限があります。返品手数料700ドルと、さらに新しく買い替えるパソコンの代金も全額支払わなければなりません。どうやらこのまま、誤って買ってしまったこのパソコンと付き合っていくしかなさそうです。だって、お金、これ以上出したくないですもの! やってきたのは挫折感!!!

 

 こんなこともありました。Zoomは私にとっても仕事する上でとっても素晴らしいツールです。しかし、うまく機能する時もあれば、機能しない時もあります。先週の日曜日がそうでした。Zoomがつながらず、サットサンの参加者たちはみな待合室に足止めでした。結局、Zoomの新しいアカウントを作り、2時間後の開催にスケジュールし直したのですが、ここでもまた開くことができず、結局延期しました。次回までにはZoomをちゃんと使えるようにするつもりですが、ここでも挫折感!!!

 

 また、こんなこともありました。アメリカにいる私の孫(男の子)は日本のコンピューター・ゲームが大好きです。そこで、日本のオンラインストアでゲーム関連の商品を買うことにしました。ただ、このストアはアメリカへの配送を扱っていないので、孫は私に商品を送ってくれるようにと頼んできました。箱3つです。通常であれば、一つにまとめてさっと送るので、大した仕事ではないのですが、コロナ禍のため、海外輸送便が少なくなったり、海外輸送に関するアメリカの規制が厳しくなったりで、日本の郵便局もそれに応じ、新たな手順が導入されたのです。

 

 今日、私は特別なラベルに宛先を印刷してもらえるよう、日本郵政サービスの会員に加入しなければなりませんでした。手書きの住所は、もはや受け付けてもらえないのです。しかも、宛名ラベルはレーザー・プリンターでプリントアウトしなければならないのですが、家にはありません。ですから、明日、私は大きな箱を持ってバスに乗り、隣町にある大きな郵便局まで行かなければなりません。スマホに入れたアプリを使って、郵便局のプリンターでラベルをプリントアウトするのです。それに加えて、たった1.2キロちょっとの荷物なのですが、このサイズの箱だとアメリカへは船便しか使えず、到着先のカリフォルニアに着くまで3か月から6か月かかると言うのです。またまた挫折感!!!

 

 こうした出来事は、一度にひとつずつ対処すれば、それほど大変なわけではありません。ただ深呼吸し、身体を動かし、挫折感のエネルギーに体を順応させてあげましょう。挫折感はだんだん収まり、それ以上その状況について考えるのを止めれば、挫折感は消えて行きます。「こんな感情を感じていても自分はOKかしら?」という問いかけは、自分自身へのよい質問です。感情を感じ、それを解放する手助けになるか、あるいはそう問いかけることで、あなたのエゴのマインドが降参して感情を受け入れる状態になるでしょう。

 

 複数の出来事が同時に起きてあなたをイライラさせるときも、解決法は同じです。ただし、人生で体験しているストーリーの数々が積み重なっている場合、リラックスし、それらを手放すというのはちょっと難しいかもしれません。そう、一日か二日ぐらい、その落ち着かない感情にフォーカスし、手放そうという意思を持つ必要があるかもしれません。それでも、そうした感情は必ず消えて行きます。個人的なストーリーがそうであるように、感情もまたいずれは忘れ去られるものです。それらをテストだと思ってみてください。真実の自由を手にしたいと願うあなたの決心のレベルを測っているのだと思ってみてください。深呼吸を続けてください!だんだん上達しますから。忍耐強く練習すれば、そうした感情もほんの数秒、数分しか続かないようになります。私自身、そんなふうに何年も努力したからこそ、今の私にこうして平和が宿っているのです。

 

 今日、紹介したエピソードが、皆さんのフラストレーションの克服にも役に立つことを祈っています。

 

愛をこめて

アルーナ