awakening coach Arunaのブログ

アルーナが英語で書いたブログの日本語訳です

フラストレーション(挫折感)はやってくる、でも・・・。

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Forest

 あらゆることはひとつの源から生じているのですから、地球温暖化やコロナ禍はもちろんのこと、インターネットやコンピューター、そしてそれらにつながっている事柄もすべてこの源に通じているに違いありません。正確な説明ができませんが、なんらかの形で全部つながっているに違いないのです。

 

 私自身の人間としての体験に関していえば、私が望むように、または期待しているように物事が運ばない、あるいは望むとか期待する以前に、最初から全くうまくいかない時などがあります。こうした状況に突き当たった時、マインドは穏やかなのですが、身体が緊張したり、また内側から今にも爆発しそうに感じたりするときもあります。

 

 たとえば、昨年12月には、パソコンのハードドライブが壊れてしまい、大急ぎで買い替えなければならなくなりました。私はキーボードが英語仕様のパソコンが欲しかったのですが、手に入るまで3週間ぐらいかかると言うではありませんか。仕方ありません、夫が家から一番近いアップルの正式ディーラーまで出かけて行き見つけたのは、キーボードは英語と日本語対応のものでした。しかし、新製品ということもあり、買うことにしました。私たちとしては、最新の一番性能の高いモデルを手に入れたと思っていたのですが、それは思い違いでした。アップルの3年有効の品質保証書がついていたので助かったと思ったのですが、よく読んでみたら、パソコンを買った店舗でのみ保証が有効だったのです。

 

 購入して2、3週間経った頃ですが、新品のパソコンなのに黒いスクリーンが点滅し始め、しかもオーディオがうまく機能しなくなったのです。仕方ありません。私はこのパソコンを持って、再び買ったお店に行きました。そこでも事はスムーズにいきませんでした。英語を話す唯一の店員さんは忙しくて私を助けてくれません。「来週の月曜か金曜に来てください」と言うではありませんか。次の日が日曜日で、サットサンの予定が入っていましたし、夫のジアコモと私は電車で一時間をかけ、最も近い正式なアップルストアへ行って、パソコンを見てもらうことにしました。チェックはほぼうまくいったのですが、それでもまだ問題がありました。夫と私は新しいM-1モデルを買ったと思っていたのですが、実際にはそうではなかったと、このアップルストアでわかったのです。当然ことながら、日本では店舗への返品に関してかなり制限があります。返品手数料700ドルと、さらに新しく買い替えるパソコンの代金も全額支払わなければなりません。どうやらこのまま、誤って買ってしまったこのパソコンと付き合っていくしかなさそうです。だって、お金、これ以上出したくないですもの! やってきたのは挫折感!!!

 

 こんなこともありました。Zoomは私にとっても仕事する上でとっても素晴らしいツールです。しかし、うまく機能する時もあれば、機能しない時もあります。先週の日曜日がそうでした。Zoomがつながらず、サットサンの参加者たちはみな待合室に足止めでした。結局、Zoomの新しいアカウントを作り、2時間後の開催にスケジュールし直したのですが、ここでもまた開くことができず、結局延期しました。次回までにはZoomをちゃんと使えるようにするつもりですが、ここでも挫折感!!!

 

 また、こんなこともありました。アメリカにいる私の孫(男の子)は日本のコンピューター・ゲームが大好きです。そこで、日本のオンラインストアでゲーム関連の商品を買うことにしました。ただ、このストアはアメリカへの配送を扱っていないので、孫は私に商品を送ってくれるようにと頼んできました。箱3つです。通常であれば、一つにまとめてさっと送るので、大した仕事ではないのですが、コロナ禍のため、海外輸送便が少なくなったり、海外輸送に関するアメリカの規制が厳しくなったりで、日本の郵便局もそれに応じ、新たな手順が導入されたのです。

 

 今日、私は特別なラベルに宛先を印刷してもらえるよう、日本郵政サービスの会員に加入しなければなりませんでした。手書きの住所は、もはや受け付けてもらえないのです。しかも、宛名ラベルはレーザー・プリンターでプリントアウトしなければならないのですが、家にはありません。ですから、明日、私は大きな箱を持ってバスに乗り、隣町にある大きな郵便局まで行かなければなりません。スマホに入れたアプリを使って、郵便局のプリンターでラベルをプリントアウトするのです。それに加えて、たった1.2キロちょっとの荷物なのですが、このサイズの箱だとアメリカへは船便しか使えず、到着先のカリフォルニアに着くまで3か月から6か月かかると言うのです。またまた挫折感!!!

 

 こうした出来事は、一度にひとつずつ対処すれば、それほど大変なわけではありません。ただ深呼吸し、身体を動かし、挫折感のエネルギーに体を順応させてあげましょう。挫折感はだんだん収まり、それ以上その状況について考えるのを止めれば、挫折感は消えて行きます。「こんな感情を感じていても自分はOKかしら?」という問いかけは、自分自身へのよい質問です。感情を感じ、それを解放する手助けになるか、あるいはそう問いかけることで、あなたのエゴのマインドが降参して感情を受け入れる状態になるでしょう。

 

 複数の出来事が同時に起きてあなたをイライラさせるときも、解決法は同じです。ただし、人生で体験しているストーリーの数々が積み重なっている場合、リラックスし、それらを手放すというのはちょっと難しいかもしれません。そう、一日か二日ぐらい、その落ち着かない感情にフォーカスし、手放そうという意思を持つ必要があるかもしれません。それでも、そうした感情は必ず消えて行きます。個人的なストーリーがそうであるように、感情もまたいずれは忘れ去られるものです。それらをテストだと思ってみてください。真実の自由を手にしたいと願うあなたの決心のレベルを測っているのだと思ってみてください。深呼吸を続けてください!だんだん上達しますから。忍耐強く練習すれば、そうした感情もほんの数秒、数分しか続かないようになります。私自身、そんなふうに何年も努力したからこそ、今の私にこうして平和が宿っているのです。

 

 今日、紹介したエピソードが、皆さんのフラストレーションの克服にも役に立つことを祈っています。

 

愛をこめて

アルーナ